こんにちは!
株式会社givers 人材開発部の藤田です。
本日は「成長を自ら止めている要因」についてです。
以前ある新入社員が技術練習をしている際に、ふと、暗い表情を見せました。
私はどうしたのかな?と思い、声をかけたところ少し戸惑っていたので、外に出て話を聞いてみることにしました。
そのスタッフは、自分の過去のことから現在のことを打ち明けてくれたのですが、一つ気になったことがありました。
過去から現在にかけて「~はできないので・・・」と勝手に決めつけているワードが多かったのです。
私はこのように質問してみました。
「出来ないと思った要因は何だったのかな?」
すると、スタッフは「・・・、○○なので」と理由は言ってくれたものの、曖昧で出来ない確信的な理由ではなかったのです。
そのスタッフには、自分の地元で整骨院を出して、恩返ししたいという夢がありました。
その夢を実現するために今必要でなこと、変わらないといけないことは何かな?と聞いてみたところ、そのスタッフはこのように言いました。
「今まで自分に蓋をしてたかもしれない。今は蓋を少しずつ開けていくことかも・・・」
皆さんはノミの実験の話は聞いたことはありますか?
二つの瓶にノミを入れます。
片方には蓋を置き、もう片方には蓋は置きません。
蓋を置いていない瓶に入っているノミは簡単に瓶の外に出てしまいます。
逆に、蓋を置いている側のノミは一生懸命外に出ようと飛んでますが、もちろん出れません。
そして蓋を取ったところ、そのノミは蓋の位置までしか飛べずに外に出ることは出来ませんでした。
まさに、そのスタッフはこのような状況でした。
「出来ないもの」という蓋を、自ら置いてしまっていたのではないかと思います。
その日の終礼でそのスタッフは「今気づけてよかった」と涙ながらにみんなにシェアしていました(^^)
出来る、出来ないは本人が勝手に思い込むものであって、出来ると思えば出来るようになる行動をとります。
出来ないと思えば、出来ないなりに出来るようになる行動をとります。(先ほどの蓋の位置までしか飛べないのと同じです)
スタッフの熱い涙に私も感極まりました。
私もスタッフに気づかされることが多々あり、本当に感謝です。
人間って本当に素晴らしいですね。
何かご意見やご感想があればお聞かせください!
最後までご高覧頂きありがとうございました。
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株式会社givers 人材開発部 藤田一城
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