こんにちは!
株式会社givers 人材開発部の藤田です。
本日は「マネジメントしようとしてはいけない理由」についてお話します。
先日、スタッフをマネジメントするにはどうすればいいのか?という質問を受けました。
あなたならなんて答えますか?
私はこのスタッフの素朴な質問に非常に興味を持ちました。
そして、ある質問を投げかけました。
「○○先生は、誰かにマネジメントされたらどう??」
そのスタッフは「マネジメントされるのは嫌です」と答えました。
私は「何で?」とさらに質問してみました。
すると彼は、「管理されているようで・・・」と答えてくれました。
彼は自分の質問に対して深く考えたような様子で、
自分はマネジメントされたくないのに、マネジメントをするにはどうしたらいいですか?という質問に「?」となっていました。
これは私の持論ですが、マネジメントももちろん大切なことです。
しかし、マネジメント(つまり管理)されるのは正直嫌だという人が多いのではないでしょうか??
管理しようとすれば、管理されたくないという気持ちが働きます。
でしたら、管理されないような人間を育てていくことに注力していけばいいのではないでしょうか?
確かに、色々な立場上マネジメントしないといけない場合もあります。
(必ずマネジメントしないといけない人は組織にはいるものですよね)
しかし、上司や先輩である以上、最初からマネジメントしようというマインドセットではスタッフはついてこないのではないでしょうか?
まず、そのスタッフが「やりたい!」「動きたい!」と思ってもらえるにはどうしたらいいのか?をじっくり考えることが非常に重要なことです。
彼に「○○先生だったら、どんなときやる気になる?またはやろう!と思う?」
と聞いたところ、「必要とされたときですかね・・・」と答えてくれました。
だったらまず、無条件に信じて「あなたが必要だ。あなたのそのすごいところがこの組織に必要だ。」とはっきり心から伝えましょう。
お世辞なんて通用しません。すぐに本人には分かります。
本気で伝えることです。
「ピグマリオン効果」を知っていますか?
すごい人材になると思って接していれば、その人が本当にすごい人材になることを言います。
期待すれば、期待した通りの人材になるということです。
そして、意外とスタッフは自分の優れている点を見落としているものです。
それを発見して伝えてあげるということは、そのスタッフにとっての無限の力を発揮するきっかけにもなり得ます。
照れるし、恥ずかしいからそんなこと言えないなんて言わないでください。
そんなこと言っているようではそのスタッフどころか組織の衰退を招きます。
スタッフへの想い
スタッフへの感謝
スタッフへの期待
スタッフへの信頼
もし、普段伝えていないのであれば、
あなたは今日、今すぐ、スタッフに伝えるべきです。
何かご意見やご感想があればお聞かせください(^^)
最後までご高覧頂きありがとうございました。
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株式会社givers 人材開発部 藤田一城
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