こんにちは!
株式会社givers 人材開発部の藤田です。
本日は「動こうとしないスタッフへの上司のやりがちなこと」についてお話します。
自分の部下や後輩の昇進が近づくにつれて、「そのままでいいのか!もっと期待に応えるために頑張れ!プライベートの時間の○○分ぐらいは削りなさい」
と熱心に相手に伝える人がいますが、これではなかなか動かないどころか、むしろ逆効果です。
そもそも同じように言われて自分だったら動きますか??
動きたいと思いますか??
その部下や後輩だってやる気がないわけではないですし、もしかしたら陰ながら着々と準備したり、裏で努力しているかもしれません。
それを否定するようなことを言っているのと同じなのではないでしょうか?
期待していて、大切なスタッフだからこそ力が入るのは当然ですし、気持ちも分かります。
しかし、それはあくまでもあなたの気持ちであって、その部下や後輩に届いていないのであればあまり意味がないです。
(悲しいですが・・・)
ではどうしたらいいのでしょうか?
まずはしっかり相手の話を聴きましょう。
当たり前だと思った方が多いとは思いましたが、意外とこういう状況になると、上司が「熱く語る」だけに終わってしまっているパターンが多いです。
そして、振り返ったら相手の話聞いてなかったなんてことがあるかと思います。
私もついつい熱が入ってしまいますと、ずーっと話してしまう時があるので気を付けています(笑)
ですから、そのスタッフの気持ちや現在の行動について現状を把握することから始めたほうがいいと思います。
やはり質問も重要です。
なんで動こうとしないの?時間もうないよ?
危機感持ってる?向上心はないの?
本読んでる?勉強してる?
こんな質問になっていませんか?
あなたはそのスタッフの親ではありません。
やれ!と言われればやりたくないという心理が働くものです。
何がスタッフの動こうという気持ちを拒めているのか?
何がスタッフのモチベーションを高めるのか?
何がスタッフの願望なのか?
このあたりをしっかり聴きましょう。
そして、あなたは今すぐこれらの問いに答えれらますか?
あなたの情熱の込められた「熱い語り」で必ずともスタッフが動くわけではありません。
ただの自己満に終わってしまうこともあります。
普通に考えても、ニューヨークに行きたいと思っている人に、インドって最高だぜ!なんでインド行かないんだよ!と熱弁してても相手は「へ~そうなんだ」と思うだけで響かないですよね。
相手のニーズ(現状と未来のギャップを埋める原動力)を把握し、相手が欲しい言葉、相手がまさにそれだ!と思うようなことを相手のためを想って、感情を込めて伝えることが大切なことだと思います。
最終的には、人が動くときは感情が関係しますので、感情には感情ですね。
何かご意見やご感想があればお聞かせください(^^)
最後までご高覧頂きありがとうございました。
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株式会社givers 人材開発部 藤田一城
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