仕事を「こなすスタッフ」から「遂行するスタッフ」の教育法

こんにちは!

株式会社givers 人材開発部の藤田です。

本日は「仕事をこなすから遂行へ」というテーマでお話します。

 

あなたの後輩や部下で、やることはやっているけれども、それ以下のこともそれ以上のこともやらないスタッフはいませんか?

 

だから何も言えない・・・でももう少し積極性や主体性を持ってもらいたいというようなことを思う経営者や上司の方は多いのではないでしょうか?

 

本日は、ある男の子が仕事を「こなす」から「遂行」に変わったストーリーをご紹介したいと思います。

 

ある学生の男の子は、コンビニで言われた通りレジをして、品出しをして、廃棄処理を行うという一連の流れの仕事を平日の夕方から夜までこなしていました。

そしてその男の子は時給以上のサービスや仕事をするという概念が頭にはなかったので、とくに仕事に対しての意欲というものはありませんでした。

 

そんなあるとき、小さい女の子が「これ、ください!」とアポロのチョコをポンとレジに置きました。

レジをしていた男の子は単調な調子で「はーい、○○円だよ~」ととくに表情も変えず対応しました。

そして帰り際、その女の子はお母さんにこう言いました。

 

「あのお兄さん、顔怖かったね!ここじゃないところがいい」

 

と言いながら帰っていきました。

その男の子はとてつもないショックを受けましたが、逆に自分が一切笑顔でないことに気づいたのです。

 

はい、その男の子とは私のことです(笑)

 

それから私は、どうしたら感じの良い顔になるのかなと考えて、しばらく家で笑顔の練習をするようになりました。

最初は、小さな女の子の言葉がグサッと刺さったのでちょっと改善しないとな~感覚だったのですが、バイトにも影響が出るようになりました。

少しずつ、レジの最後に笑顔で「ありがとうございます」と言うように意識して実践していくと、不思議なもので私に話しかけてくるお客さんが増えていきました。

どんどんお客さんとも仲良くなり、うちの会社で働きなよとまで言われたこともありました。

そして週1回は飲みに行ったりもしました。(笑)

そして何より、バイトがとても楽しかったですし、もっと貢献したいと思ったことを覚えています。

結果、そこでのコンビニのアルバイトを3年続けました。

(卒業と同時に辞めることになりましたが・・・)

 

と、長くなってしまいましたが何が言いたいかというと、

今与えられている給料以上のサービスを心掛けることが大切です。

決められた仕事をプラスアルファで行うことによって、自身が認められ、自信がつき、仕事が志事になることがあるのです。

 

どんな仕事であれ、ちょっとでもいいです。プラスで出来る事は何だったか?を考える習慣を身につけさせることも教育としては必要なことなのではないでしょうか(^^)

「単に言われたことを行うのではなく、期待される結果を出すのが遂行である」

というような言葉もあります。

単なる行動ではなく、考動できる人材が多ければ多いほど自立性や主体性、積極性に溢れた職場になることは間違いないでしょう。

私の場合は単にレジ打つではなく、相手にとって感じよくレジを対応をするということに置き換えられました(^^♪

 

何かご意見やご感想があればお聞かせください(^^)

最後までご高覧頂きありがとうございました。

整骨院業界唯一の

「人、チームの育成」専門コンサルタント

・強い組織作りを支援するプログラムの提供

・新入社員育成プログラムの提供

・残って欲しいスタッフが残る組織の構築

・辞めてもらったほうが良いスタッフが変わる

・自発的に動く人材、チームの構築

体験学習することで本人自ら気づきを得る研修だからこそ強く残ります。

お悩みのことがあれば無料相談も行っておりますのでお気軽にご連絡ください。

株式会社givers 人材開発部 藤田一城

blog:http://team-consulting.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です