こんにちは!
株式会社givers 人材開発部の藤田です。
本日は「コミットメントと一貫性」についてお話したいと思います。
あなたの働いている現場や研修などで、何かロープレをすることがあるかと思います。
その時に何に気を付けていますか?
例えば、問診のロープレをするとします。
「はい、では問診のロープレをします。スタート!」
みたいな始まりになったりしていませんか?
ここでのポイントは、必ず、何を約束するか?を本人に言ってもらってから行うということです。
つまり、コミットです。
例えば、「口ぐせのえ~。あの~を言わないようにする!」
と宣言してもらいます。
人には、「コミットメントと一貫性」というものがあります。
誰しも、コミット(約束)したことや、自分の価値観と一貫性のある行動をしようとします。
「約束は守らないと!」と普通なら思いますよね。
人間は、自分の発した言葉、信念、態度、行動を一貫したものにしたいと考え、他者からも一貫した人間だと思われたいと思う傾向があります。
これを、認知的不協和と言います。
言うならば、自分で宣言した目標や約束を守れなければ、一貫した人間ではないと思えてストレスになります。
こういった心理を応用することも、より速い成長につながりますし、ただダラダラとなんのゴールもないロープレをやっても時間の無駄です。
そしてしっかり確かなフィードバックも出来ません。
やるなら、小さいことでもコミットすることを身につけさせましょう。
それがスタッフのためになるのではないでしょうか?
しかし、テクニックに走ったり、悪用しようとすると、逆効果どころか、破綻してしまう可能性もあります。
普段からしっかりその後輩や部下との信頼関係があってのことです。
そして、自分のために使うのではありません。
そのスタッフのために使うのです。
よく、社員を動かしたいから心理学を勉強しています。と平気で言う人もいますが、そもそも軸が違います。
あなたのために動くスタッフを育てようとしているからそんな言葉が出るのだと思います。
そのスタッフの成長のためのただの手段です。
その軸をブラさないことが大切だと思います。
何かご意見やご感想があればお聞かせください。
最後までご高覧頂きありがとうございました。
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株式会社givers 人材開発部 藤田一城
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