こんにちは!
株式会社givers 人材開発部の藤田です。
本日は「傾聴」についてお話します。
傾聴と聞いて、しっかり相手が言っていることに耳を傾けるというのは多くの方が知っていると思います。
しかし、傾聴にはレベルがあります。
今日は、レベル1の内的傾聴と、レベル2の集中的傾聴についてお話します。
(ちなみにレベル3もありますが今日は1、2だけで(笑))
まず内的傾聴ですが、これは自分に焦点が当たっている状態です。
つまり、話を聞いているのだけれども、「自分にとって何を意味するものなのか?」に意識が向いているということです。
なので、レベル1で聴いている人は自分の意見や、考え、気持ち、判断が優先されます。
意外と話を聞いているつもりでも、「自分だったら・・・」
と考えながら聞いてしまうことありますよね(^^;)
これは単に、その人からの情報を自分のニーズを満たすために処理しているのと同じだということです。
そして、レベル2の集中的傾聴ですが、これは完全に相手に意識を集中させている状態です。
この場合、大抵が身を乗り出して相手の話を聴いているような状態で、自分たちの周りで何が起こっているのかほとんど気づかないような状態です。
大切なポイントとしては、相手が発した言葉以外にも、相手の表情や雰囲気、声のトーンや抑揚、しぐさから現れる感情などあらゆるところに意識を向けることが重要です。
何か行き詰っているスタッフや、悩みを抱えているスタッフの話を聴くときにレベル1で聴いていると相手に「あまり話を聴いてくれないな」という印象を与えてしまいかねません。
終始、レベル2で聴くということは大変だと思いますが、その姿勢が大切ですよね。
傾聴していくにあたり、このレベル1に流されないよう自己管理することと、レベル2で聴くことの相手への影響の2つの側面があります。
以前、社内研修でも傾聴のワークをしたのですが、やはりレベル2で聴いてくれたほうが話しやすい、盛り上がった、安心したという声がほとんどでした。
少し意識するだけでも相手に与える印象は大きく変わります。
患者さんの問診のときにも必要なスキルなので是非身につけていきたいですね(^^)
何かご意見やご感想があればお聞かせください。
最後までご高覧頂きありがとうございました。
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株式会社givers 人材開発部 藤田一城
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