こんにちは!
株式会社givers 人材開発部の藤田です。
本日は「褒め方」についてお話します。
スタッフは褒めたほうが伸びるということは色々なところでよく書かれていると思います。
しかし、褒めても伸びない場合があります。
どんな場合かあなたは分かりますか?
「最近、褒めるように努めているのに何も変わらない・・・。むしろ落ち込んでいるかも・・・」
なんてことありませんか?
もし思い当たる節が少しでもあれば、振り返ってみてください。
もしかしたら褒めたあとの「でも・しかし」を使っている場合があるかもしれません。
例えばこうです。
「○○先生、今の患者さんへの声かけは良かったね!でもさー、ちょっと顔暗いんだよな~。気を付けたほうが良いよ。」
どうですか?
「逆接」の使い方が下手です。
そして褒め下手な人の特徴でもあります。
しかも解決策にもなっていません。
何をどう気を付ければいいんですか・・・?
と思うかもしれませんね。
褒めたあとの「でも・しかし」はPCでいう「デリートキー」です(笑)
この「でも・しかし」は人に拒否反応を引き起こします。
つまり、褒めた言葉は消し去られ、指摘された言葉が頭に残りやすいのです。
それを家に持ち帰って寝る直前までそのスタッフが考えたとします。
「人は寝る前に考えた人間になる」
と唱えた科学者もいます。
「特別無条件同化暗示感受習性」というものがあり、
寝る15分前に記憶していることが、1日の中で最も記憶に残るというものです。
「失敗体験」「不安体験」を振り返りながら眠ると、それが強烈に記憶されるということを意味します。
そして、自尊感情の低下を引き起こしていくことになりかねないのです。
あなたにこんな日々が毎日続いたらどうでしょう?
辛いですよね・・・。
であれば、先ほどの逆をやれば少し改善できるのではないでしょうか?
例えば、「ちょっと表情がまだぎこちなかったけど、患者さんに対して声かけを自らやる○○さんは素晴らしいよ。成長したね!表情に関しては一度ロープレして動画を撮ってチェックをしてみようか。より良くなるよ!」
少し長くなりましたが、これならどうでしょうか?
頑張る気になれるのではないでしょうか?
「素晴らしい」や「成長」という言葉が頭に残るのではないでしょうか?
(お世辞はダメですよ)
そして、そのスタッフは夜寝るときにこう考えるのではないでしょうか?
「俺、今日○○先輩に素晴らしいって言われた。少しずつ成長してるんだな。明日も頑張ろう」
つまり!
あなたの一日の中の何気ない一言一言がスタッフを成長させるか、メンタル不調や退職に追い込むカギとなっていることを忘れないで欲しいのです。
あなたも一度、一日の声かけを振り返ってみてはいかがでしょうか??
何かご意見やご感想があればお聞かせください!
最後までご高覧頂きありがとうございました。
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株式会社givers 人材開発部 藤田一城
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