こんにちは!
株式会社givers 人材開発部の藤田です。
本日は「価値観の正体」についてお話したいと思います。
私は研修をしていく中で心掛けていることがあります。
それは、「良いイメージを記憶してもらう」ということです。
研修中はとにかく、楽しんで何でもトライし、失敗を成長として捉えるようにと伝えています。
時には、叱るときもありますが、基本的には笑顔が絶えません。
むしろ、叱ったとしても切り替えが早く、「ありがとうございます!」と非常にポジティブに捉えるスタッフが多いです。
久しぶりに会ったスタッフとも研修時の時の話で盛り上がります。
そして何より、現場で頑張っている姿を見ると本当に嬉しいです。
さて、なぜ良いイメージを記憶してもらうことを心掛けているかというと、理由があります。
人は、1つの体験や観念がより大きな領域にまで影響を与えることがあるからです。
そして、人間の価値観の正体は「記憶」と言われています。
犬が怖い人も、噛まれたときの記憶がなくなれば忘れてしまいます。
ハシゴで落ちたことがあってトラウマの人も、その記憶がなくなれば普通に上ります。
悪い記憶を思い出したら気分も落ち込みますよね。
逆に、良い記憶(楽しかった体験、充実した体験、褒められて嬉しかった体験・・・)
このような体験を思い出したら、ただ映像が浮かぶだけでなく、良い感情が溢れますよね。
しかし、頭の中でイメージしていることはリアリティーではありません。
なのに、頭の中のイメージに体や感情が反応して嬉しい気持ちになったり、涙を流したりするのは、
「脳は現実とイメージの区別が出来ない」
ということです。
良い記憶や良いイメージによって、そのスタッフにとって良い感情や、価値観が生まれるのではないかと思います。
そうすれば、良い行動となり、良い結果、良い方向性へとそのスタッフを導くことでしょう。
(※価値観を変えようとしてはいけません)
基本的に人は今より成長したい、貢献したいというニーズがあります。
どこかしらで今より変わりたいという気持ちがあるはずです。
そのためには良い記憶を定着して、それが良い価値観に結びつけることが出来るように共に歩んでいきたいですね(^^♪
何かご意見やご感想があればお聞かせください。
最後までご高覧頂きありがとうございました。
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株式会社givers 人材開発部 藤田一城
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