マーケティングから考える人材育成。

こんにちは!

株式会社givers 人材開発部の藤田です。

本日は「ニーズ」についてお話したいと思います。

 

あなたは、スタッフの行動を見ていますか?

それとも観察していますか?

(じーっと見るのとは違います)

シャーロック・ホームズもこのように言っていました。

「ただぼくは自分の見るものによく注意するよう修練を積んでいるというだけの話です」

私たちは推理をするわけではありませんが、患者さんや、スタッフを理解するうえでもとても大切なことだと思います。

 

患者さんのニーズやスタッフのニーズをしっかり理解するには、行動観察しないと発見できません。

なぜならニーズによって行動は生まれるからです。

 

このニーズが理解していない、または理解しようとしないと、なかなかスタッフは動かないですし、モチベーションは上がりません。

ではどうしたらモチベーションは上がるのでしょうか?

 

あなたが最近自ら率先して活動したことは何ですか?

それはなぜ活動したのですか?

という問いに対して、あなたは馬鹿らしいと思うかもしれません。

なぜなら、「活動したい」と思ったからですよね?

 

しかし、私たちは意外とスタッフに対してこんな当たり前のことを見落としがちです。

スタッフが動いてくれないのは「動きたいと思っていない」からです。

そしてモチベーションが低いのも、現状と理想やなりたい自分の幅が狭くなっているかです。

もしくは現状維持で良いと思っているかです。

あなた、今の現状と、理想の状態が=だったら行動しませんよね?

 

人は現状と理想の幅が大きければ大きいほどそのギャップを埋めようとします。

これをギャップ理論と言います。

 

 

例えば、iPhoneを使っている人は多いですよね?

しかし、色々な携帯がありますが製品の機能に大きい差はそこまでありません。

ではなぜiPhoneを使う人が多いのでしょうか?

それはiPhoneのCМに隠されています。

皆さん、iPhoneのCМを思い出してください。

機能の説明していますか?

文章はありますか?

ビジュアルだけですよね(笑)

ダンスしている人、音楽を聴いている人、走っている人、なんか楽しそうだったり幸せそうみたいなCMですよね?!

コーラのキャッチフレーズも、こんな感じです。

「さわやかになる、ひとときに」

「ハッピーをあけよう」

「ココロが動き出す」

 

何も、甘くてシュワシュワした炭酸です!なんて書いていません(笑)

 

つまり、ここが深いニーズです。

みんな幸せに過ごしたいし、楽しく生きたいんです。

 

~になりたい!というそれぞれのニーズを揺らし、換気しているCMになっています。

 

少し脱線しましたが、このギャップを埋めようとする原動力やエネルギーが「ニーズ」になります。

 

超なりたい!

そこそこなりたい。

まあ、なってもいいかな?

人が思うのは大体このあたりです。

マーケティングは顧客の軸に立って顧客のニーズを考えますよね?

人材育成も同じです。

スタッフのニーズをいかに理解して、導き、喚起させるかが、あなたの役割なのではないでしょうか?

 

あなたのスタッフの超なりたい!を見つけていきましょう!

超なりたければ人はすぐ動きます(笑)

 

何かご意見やご感想があればお聞かせください!

 

最後までご高覧頂きありがとうございました。

 

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株式会社givers 人材開発部 藤田一城

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