出来る人が案外もろい理由。

こんにちは!

株式会社givers 人材開発部の藤田です。

本日は「出来ないといけない自分」についてお話をします。

 

昨日、なぜかウサギとカメの競争の夢を見ました(笑)

 

皆さん、ウサギとカメの話はご存知ですか?

うさぎが速いスピードでゴールの手前まで行き、油断して寝ているところをカメに抜かされてしまうというお話です。

つまり、こつこつ地道に努力することの大切さを訴えた物語です。

ちょっと今日はこのお話の視点を変えていきたいと思います。

私たちは出来ればゴール手前で油断して寝ないウサギになりたいと思うのではないか?と思います。

 

この話からして、努力すること=カメ=遅い=地道=地味みたいなイメージが少なからずありませんか?

(ない方はすみません(笑))

 

少ない苦労や努力で、大きな成果を得たい人は多いと思います。

しかも速くです。

 

 

努力はゆっくり、地味に地道に出来ない人が出来るようにするためにやるもの。

と心の中のどこかで思っている人は意外と多いのではないでしょうか?

だからこそ、ウサギのように速くゴールに向かいたい、成功したいと思うのだと思います。

しかし、いつもウサギのように一等賞の人は2等賞だったときに調子を崩します。

 

なぜ私がこんなお話をしたのかと言いますと、その夢を見る前に、あるスタッフのテストを見ました。

 

結果は再度受けてもらうことになったのですが、本人はとても落ち込んでいるようで、こんなことを思っていたようです。

「誰よりも速く、1回で受からないとダメだ、失敗だ。」

そのスタッフは過去に試験というものをすべて1回で通ってきて、その点で挫折というものを味わったことがなかったようです。

それはそれですごいことです。

しかし、その付属として、

「自分は出来る自分でないといけない」

こんな刻印を自ら掘り続けてしまっていたのではないでしょうか?

気をつけないと挫折や失敗をしないような最短の道を探す癖がついてしまいます。

 

完璧に、自分は出来ないといけないというマインドセットは自分を苦しめ、

一つの失敗で「失敗者」だと自分自身に暗示をかけてしまうこともあります。

 

結果、成果も大事。

しかし、そればかり追い過ぎると、結果が良くなかったときにガラスのようにパリン・・・と割れてしまいます。

 

なのであれば、努力を地道とか地味というものに考えるのではなく、楽しむべきなのだと思います。

 

ある、僧のお話をシェアさせて頂きます。

「凝り固まった姿勢ほどもろいものはない。打たれて当然、いや、一歩進んで打ってもらおう」

 

この話をそのスタッフにしたところ、とても爽やかな顔をして帰っていきました(^^)

 

何かご意見やご感想があればお聞かせください(^^)

 

最後までご高覧頂きありがとうございました。

 

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株式会社givers 人材開発部 藤田一城

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