宇宙規模で例える、自己本位な人。それは過去の私でした。

こんにちは!

株式会社givers 人材開発部の藤田です。

 

今回のテーマは「自己本位」についてお話します。

 

皆さんは地球が回っているという事はもちろんご存知ですよね。

 

しかし、昔の人は「地球は宇宙の中心にあって、太陽や月や星が、この地球の周りを回っているのだ」と信じていました。

これを『天動説』といいます。

 

それとは逆の説を提唱した人がいました。

「地球やその他の惑星が太陽の周りを回っている」と考えた方が、惑星の動きなどを無理なく説明できると考え、『地動説』を唱えました。

その人が「コペルニクス」という人です。

 

余談ですが、

最近流行っております、「君たちはどう生きるか」という本の主人公「コペル君」はこのコペル二クスからきています(笑)

詳しくは読んでみてください。とても素晴らしい本です。

 

 

なぜこんな話をいきなりしたかというと、「自己本位」になっていると何事も上手くいかないということです。

つまり、天動説では「地球(自分)が宇宙(社会・職場・組織)の中心に存在していて、太陽や惑星(周りの人や顧客)が地球の周りを回っている」と考えている人が自己本位とここでは言います。

この場合、少しでも太陽が近づこうものなら「あちっ!もうちょっとあっちいけよ」となります(笑)

何でも人のせいにする人は大体こんな感じではないでしょうか?

少しばかり私の過去の失敗談をお話したいと思います。

お付き合いくださいm(__)m

 

私は昔野球をやっておりまして、中学時代は投手をしていました。

主将として、それなりにチームを強くして大会でも優勝するぐらいまでいったのですが、それと比例して私自身もどんどん調子にのり、まさしく当時の私は「自己本位」そのものでした。

 

チームの中心は自分で、その周りに野手がいて、自分がしっかり投げていれば勝てると思い込んでいました。

投手は位置てきには中心にいますが、あくまで位置だけだということに当時中学生の藤田選手は気づかなかったのです。

そしてメンバーがエラーするものなら「なにやってんだよ」とすぐに相手を責めて怒っていました。

 

日に日に試合にもどんどん勝てなくなってしまいました。

藤田選手は焦っていました。

敗因の本質が分からないのです。メンバーの士気も落ちています。

 

そんなとき、ある一つのファインプレーが私をその悩みと自己本位から救ってくれました。

これがヒットになったら試合は終わるという場面でセンターのダイビングキャッチ!

そのとき私は思いました。ホッとしたのと同時に恥ずかしい気持ちになったのです。

 

「今のプレーがなかったら負けてた」

「守ってくれている人の有難さを忘れてた」

「バックを本当の意味で信頼していなかった」

「三振ばっか狙ってた」

「自分だけかっこいいとこ見せようと躍起になってた」

などなど

色々な言葉が頭の中を飛び交い、とても惨めな気持ちになりました。

 

当時は自己本位などという言葉は分かりませんでしたが、中学生なりに少し気づいたのだと思います。

 

そこから、周りを中心としたピッチングを心掛けました。

 

三振を狙うのではなく、打ち損じを狙い、打たせることでバックを信頼してアウトカウントを稼ぐといったようにです。

すると徐々にまた勝てるチームになってきたのです。

そして、みんなで野球をやっている感じがしてとても楽しかったのを今でも覚えています。

私の過去の野球の話になってしまい、すみません・・・(笑)

 

しかし、どうでしょうか?

仕事も同じですよね(^^♪

 

自分を中心に周りが動いているのか?

周りのために自分が動いているのか?

 

あなたはどちらでしょうか??

何かご意見やご感想があればお聞かせください(^^)

 

最後までご高覧頂きありがとうございました。

 

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株式会社givers 人材開発部 藤田一城

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