患者さんが喜ぶ「問診」の仕方

皆さんこんにちは!

株式会社givers 人材開発部の藤田です。

 

本日の写真は新入社員研修終了時の集合写真です。

今では院長として組織をまとめて力を発揮しているスタッフもいます。

(研修から1年で院長になりました!)

そして現在も全員、現場で活躍しています(^^)

 

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さて、本日のテーマは「問診」です。

皆さん問診の練習していますか?

しているとしたらどんなことに注意して練習していますか?

 

弊社の研修ではもちろん問診のロープレもしっかり行います。

しかし、ただ単に順を追って患者さんの訴えることを聞くだけのロープレではありません。

 

あることに集中しながら問診を行う様に指導します。

そのあることとは「患者さんの本当のニーズ」です。

 

なんだ、そんなことかと思った方もいるでしょうが、お付き合いください。(笑)

大事なことです。

 

意外とですね、この「本当のニーズ」が引き出せていない方が多いのではないでしょうか?

 

痛い場所=ニーズではありません。

皆さんにも思い出してもらいたいのですが、私たちがケガをしたときのニーズって何でした?

痛みをなくすことは前提で、「~ができない」「~が不便」「~できるようになりたい」

といったことですよね?

つまり、痛みの先の未来なのです。

 

しかし、現実は痛みはどこか?どんな動きが痛いか?のみの問診になりがちです。

そして、まともに話も聞かずに体の説明を延々と一方的にする。

(患者さんは勉強しに来院されたわけではない)

 

こんなようなことが起きてはいないでしょうか?

 

私たちが行っている問診の研修では主訴はもちろん、患者さんは「何が一番欲しいのか?」に焦点を当てます。

 

そして患者さんが求めるゴールは何か?をしっかり引き出すことを大切にしてロープレをしています。

(傾聴のワークなども用意しています)

共感力や表情、相槌、パーソナルスペースなどももちろん練習します。

 

人間は頭の中で「体験」という絵を見ながら言葉にします。

しかし、聴き手はその体験の絵がどんな絵なのか見ようとしません。

だから、上辺の言葉だけの会話になりズレが生じます。

問診ではズレがあってはいけません。

患者さんが見ている絵、訴え、悩み、ニーズを深いレベルで聴くためにトレーニングが必要です。

コミュニケーションで大切なことは相手の体験の絵を見ようと努めて、ズレが起こらないように確認し合うことです。

 

皆さんも今一度考えてみてはいかがでしょうか?

今日来院された患者さんの本当に欲しいもの、声なき声を。

 

最後までご高覧頂きありがとうございました。

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株式会社givers 人材開発部 藤田一城

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