皆さんこんにちは!
株式会社givers 人材開発部の藤田です。
昨日あるスタッフと初めてご飯にいきました。
自分の人生に対する想い
会社への想い
後輩への想い
こんなこと思っていたんだと、気づくことができました。
やはり、しっかり話すことって大切ですね!
さて、本日のテーマは「癖ある馬に能あり」です。
皆さん、人材育成をする際に「○○君は少し癖あるな~」とぼやいたことありませんか?
私も思ったりすることがあります。
「癖」と聞くと、何か問題のような響きがありますが、果たしてほんとにそうでしょうか?
そもそも、自分にも癖は少なからずありますよね。
ここで、ある書籍にこのように記されていましたので、ご紹介したいと思います。
「人材は必ず一癖あるものなり。器才なるが故に。癖ある馬に能あり。」
江戸時代中期の儒教の学者の言葉だそうです。
この、「癖ある馬に能あり」は古いことわざです。
「悪い癖のある馬には、それに応じた乗り方があるように、一癖ある人間でも扱い方がよければ、その才能を発揮出来る」
という意味です。
まさしく、誰もが悩むところではないでしょうか?
癖が強いから。
と、避けたり、諦めるのではなく、むしろ、扱い方次第でその癖がとてつもない良い武器になりえることを覚えておきたいものです。
そして、ある大工の職人さんはこのように言っています。
「建材に真っすぐな木材を選び、曲がったくせ木を捨てて、使わないのは本当の大工ではない。真っすぐな木材と、曲がったくせ木をどのように木組みされたら美と力とが構造されるか。自分はこの点に情熱を捧げる」
この職人さんは、自ら山に足を運んで、その山に生えている木をすべて買うそうです。
全て買うということはきれいな木ばかりではありません。
曲がった木もたくさんあります。
その中で、どのように木組みをしていくかが大切だと言っています。
これは私たち組織でも通ずるものがあるのではないでしょうか?
緻密に、かつ巧みに組み合わせれたくせ木はどっしりと安定したものになるのと同じように、
私たちもお互いの癖を認めて組み合わせていきたいですね(^^)
最後に、この職人さんの口伝をご紹介します。
塔組は、木組み
木組みは、木のくせ組み
木のくせ組みは、人組み
人組みは、人の心組み
人の心組みは、棟梁の工人への思いやり
工人の非を責めず、己の不徳を思え
(西岡常一氏)
最後までご高覧頂きありがとうございました。
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