皆さんこんばんは!
株式会社givers 人材開発部の藤田です。
本日は朝からチェスのタクティス問題に熱中し、午後は3時間ジムでがっつりボクシングしていきました(笑)
とても爽快です!
気づけば、トータル腹筋400回やってました。(もちろん一気ではないですよ)
冬だからこそ、皆さんも体つくりしていみてはいかがでしょうか?(^^♪
さて、本日のテーマは「素直」についてです。
もし、あなたが部下から普段の身の上の悪い点、社員に対しての態度などについて、
何か諫言されたら、どんな行動、言動、感情になりますか?
おそらく・・・
「ありがとう!言ってくれて助かった」と真っ先に思いますか?
正直に私は言います。笑
たぶんその時は腹を立てると思います。
皆さんも多少なりとも腹を立てるのではないでしょうか?
(もちろん、言い方によりますが・・・)
ここで、「黒田長政」が月に2,3度行っていたある会合をご紹介します。
黒田長政は江戸時代前期の武将であり、大名です。
どんな会合かというと、長政に対して皆が異見を言う、「腹を立てずの異見会」というものだそうです。
この会合では、家老をはじめ、思慮があり、相談相手によい者、主君のためを常に思う者、
6,7人で行うものです。
そして、長政から参加者に対して次のような申し渡しがあったそうです。
「今夜は何事を言おうとも決して意趣に残してはならない。他言もしてはならない。もちろん腹を立てたりしてはならない。思っていることは何でも遠慮なく言うように」
簡単に言うと、言いにくいことを部下が言うという場です。
長政も人間ですので、もちろん腹を立てたことでしょう。
しかし、そのことも考えて、最初に「腹を立ててはいけない」と誓い合ったのだと思います。
そして、ここから学べることは、上司であるあなたは「完璧ではないということ」
だからこそ
自分には至らない点がある
知らないことがある
それは改めないといけない
であれば、知っている者から教えてもらおう
というような部下の話であっても謙虚に耳を傾ける姿勢なのではないでしょうか。
そして、当時の戦国武将に諫言などすれば切腹覚悟です。
なので、改めたほうが良い点ももちろん言えず、上には都合の良いことしか耳に入ってきません。
それでは国を滅ぼしかねない。(現代でいうと、会社、チーム、部署にあたるでしょう)
そう思って長政は耳に痛いことでも聞けるようにと会合を開催していたとのことです。
部下は上司をよく見てるものです。
だからこそ、上司であるあなた自身が気づいていない改めるべきことを、部下はたくさん知っています。
たまには、「普段の自分はどう?」と違和感あるかもしれませんが、
自分のことを素直に部下に聞いてみるのも、
長い目でみると良い関係性が構築されていくのではないでしょうか?
(急に言われても部下は言い辛いでしょうか・・・言える関係性、環境、雰囲気を作るのも大切ですね)
出来ているふりをしたり、一見説得力がありそうだけど、実はよく分からない言い訳や、強がって虚勢を張るようなことをすれば部下はすぐ見破ります。
そして、なめられます笑
気づかないままだとずっとなめられたままです。(むしろなめられていることすら気づかない)
自然な姿勢で素直に耳を傾ける、実践していきたいですね(^^)
最後までご高覧頂きありがとうございました。
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