無責任な任せ方、してませんか?

皆さんこんにちは!

株式会社givers人材開発部の藤田です。

一月は行く

二月は逃げる

三月は去る

四月は死にもの狂い

時が経つのは早いものですね(^^)

 

さて本日のテーマは「任せ方」についてです。

皆さんは普段どんな任せ方をしていますか?

 

任せる事で、部下に仕事に対しての責任感や、やり切ることでの達成感を味わって欲しいものです。

しかし、任せるというのは案外難しいです。

 

そこで、「任せる」と「任せきる」の二つの任せ方についてお話します。

 

大切なのは任せ方のレベルとタイミングです。

 

以前、こんな相談を受けました。

 

「上司が色々と任せてくれるのはとても有難いのですが、しっかり出来ない状態で任せられると怖いです」とのこでした。

 

その人によると、「前に1度説明したからできるでしょ?」

こんな感じだったそうです。

 

これだとさすがに任された側は不安ですよね。

 

任せること自体は良かったのですが、この場合おそらく、いきなり任せ切ってしまったのだと思います。

 

人間一度説明したからと言って、実際に出来るとは限りません。

 

実践してみて、そして感触や感覚を染み込ませて初めて出来るようになるものです。

 

料理もクックパッドの説明をされて、いくらメモを取ったからとは言え、

いきなり「はい、できるよね?」

だと作れないですよね??

 

それと同じで、そのスタッフも実践していないのに説明だけで「はい、やってみて」だったから怖かったのだと思います。

 

では、上司はどうしたらよかったのでしょうか?

 

説明はしたから、今度は実際にやってみようといきなり「任せきる」のではなく、

まずは「任す」ことなのではないでしょうか?

 

松下幸之助氏が言っていたように「任して任さず」という言葉と同様に、「任せる」ことはしても「任せっぱなし」にしないことがこの場合大切だったのではないかと思います。

 

まず、任せてみて、能力がUPしたら任せきるという段階を踏むことが大切です。

 

任したとしても「しっかりフォローするよ」というようなバックからのモニタリングが必要です。

そして、フィードバックをしてどこが良かったか?

改善点や練習するべきポイントを明確にしていくことで、

安心して業務に取り組めるのではないでしょうか?

「何度も教えないと動けないのはダメだ」「一度言ったからできるでしょ」というスタンスだと、むしろ、効率も悪くなりますし、問題が生じます。

部下は上司の教え方、任せ方次第でとてつもない成長を成し遂げます。

 

何度言っても変わらない、覚えないのであれば、まずは自分のアプローチの仕方を変えてみてはいかがでしょうか?

 

最後までご高覧頂きありがとうございました。

 

強い組織作りを支援するプログラムの開発。

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株式会社givers 人材開発部 藤田一城

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