皆さんこんにちは!
株式会社givers 人材開発部の藤田です。
最近、駅でエスカレーター・・・
ではなくて、脇にあると果てしない副都心線の階段を一段飛ばしで歩くようにしております。
100回の腹筋より10回のしっかりしたスクワットが燃焼にはいいんです!(笑)
昨日のジャンピングスクワットで小鹿のような足に鞭を打っての出勤でした。
さて、本日のテーマは「日報」です。
皆さん新入社員に日報を書いてもらっていますか?
整骨院業界ですと、さらっと研修を1日ぐらいで終えて、「あとは見てなんとなく雰囲気掴んでね」「○○先生に聞いてね」「見て盗め!」
などで終わって後は放置・・・
こんなことが多いです。
しかしそんな中、育成に力を入れている整骨院も多くなってきているようですが、
意外とされていないのが研修後の毎日のフォローです。
その仕組みについてお話します。
答えは簡単です。
「日報」です。
「なんだ、やっているよ」と思った方もいるかもしれませんが、
日報の使い方と目的を明確にするだけで予想以上の効果が得られます。
もちろん日報は成長してもらいたい、現在の状態が知りたいという狙いもあります。
(当たり前です)
当院では、研修中にすでにOJTトレーナーを選抜しておきます。
もちろん育成をしたいという方です。
(そして当院のスタッフはそういったスタッフが多いです)
そこで、業務内容や色々なことを教えるのはそのスタッフと決めます。
その中で日報も担当してもらいます。
当院の日報の内容は以下の通りです。
・午前・午後の出来事(成功できたこと、もしくは失敗した事)
・そこから学んだ事・気づいたこと
・次回のチャレンジ
・感謝した事
・悩みや不安なこと
・OJTトレーナーより
このような構成になっています。
これは「経験学習モデル」に基づいています。
しかし、ここで私が見るポイントと今日話すポイントは「OJTトレーナーより」と「悩みや不安なこと」についてです。
日報はOJTトレーナーの教育にもなります。
承認・褒める・助言の言葉が出来ているか?
その内容は具体的か?
相手軸に立てているか?
現在OJTトレーナーのスタッフもいつかは院長になったり、独立したりすることでしょう。
その時に、しっかり人材育成が出来るようにというのが目的です。
「悩みや不安なこと」については、小さなサインを見落とさないようにというのが目的です。
具体的にはおそらく新入社員は書きにくいので何か一文で「~が少し不安」と書きます。
少しというのは嘘だと思った方がいいと思います。
一番に出てくるということは相当不安な可能性が高いので、まずこの不安を潰すように進めていいきます。
そして、「OJT トレーナーより」にはもう一つ目的があります。
単純なことですが、先輩からコメントを貰えるのは後輩にとったら嬉しいものです。
先輩も普段は言葉にしにくいことも、文章なら少し思い切ったこと言えたりしますよね?
最後に、なぜメールではないか?というのもポイントです。
書くことによって脳にインプットされやすくなるそうです。
コメントを書いている上司も後輩に手紙を書いている事と同じなので、感情も良くなります。
手紙を書くときって優しい気持ちになりますよね(^^♪
コミュニケーションは何も話すだけではありません。たくさんの手段があります。
(※OJTトレーナーがすべての責任を負うということではありません。
その話についてはまた後日お話したいと思います。)
こんな感じで、当院の日報の仕組みをご紹介させて頂きました。
参考にして頂ければ幸いです。
最後までご高覧頂きありがとうございました。
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