皆さんこんにちは!
良い治療家を育てる
株式会社givers 人材開発部 藤田です。
もうすぐ11月も終わりです!年内ラストスパート張り切っていきましょう!
さて本日のテーマは今注目の「1On1」についてです。
いきなりですが、皆さんは後輩、部下の名前を漢字でフルネームで書けますか?
・・・
スタッフのことを知っているつもりでも意外と知らないこと多くないですか?(-_-;)
そこで、最近注目されている「1On1」について少しお話していきたいと思います。
1On1とはシリコンバレーでは当たり前のように行っている、いわゆる「面談」です。
ここで大切なことは、ただの面談ではなく「スタッフのための時間」だということです。
しかし、、
忙しくて面談とか後回しになってしまいますよね。
ですが、この1On1をやらないことによって、余計に忙しくなることもあるのです。
スタッフが辞めてしまう理由の中にこのようなことが書かれていました。
配属先が自分と合っていない理由を「上司」と答えた率はなんと40%
逆に、配属先が自分に合っているという理由を「上司」と答えた人はたったの14%
つまり、辞めていくスタッフは
会社を去りたいのではなく
上司から去りたい・・・
ということになります。(あくまで一つのデータです)
なので、1On1をやることによってスタッフの現状や悩みを聴き、
スタッフのことを少しずつ深く知っていくことが大切です
世間話から入るのも良いと思います。
相手が心を開いてくれるにはこちらから「自分の言いたくない、出したくない情報」を
相手に出して、「自己開示」をすることも大事です。
1On1を行っていく上で、
重要なポイントは相手が話しているときはとにかく「傾聴」するということです。
話を聴き切ることに徹してみてください。
途中に、「あーそれはね・・・」「うーん、それは違うな」「でもさ・・・」と
口をはさみたくなりますが、ここではスタッフのための時間です。
我慢してください。
しっかり目を見て、相槌をうって、受容してください。そして相手に関心を抱いてください。
そうすればポロっと今の悩みや思っていることを一言でも言ってくれるかもしれません。
その際も「○○だから~だったんだね。」としっかり受け止めたことを相手にそのまま伝えてみてください。
きっとスタッフも「聴いてくれている」「分かってくれた」と安心するはずです。
話している最中に自ら「あ・・・なんだ、そうゆうことか」と気づく人もいます。
人は基本的には話を聴いてもらいたい生き物だと言われています。
定期的に面談することによって、スタッフも話しやすくなり、ストレスや不安がなく
安心して働けるので、メンタル不調や、休職、退職も未然に防げるはずです。
私は以前、退職で迷っているスタッフにがっつり自分の意見や価値観を押し付けてしまい、
善かれと思ったことが逆に相手を傷つけて、離職という結果になった辛い思い出があります。
そのスタッフを私の価値観で変えようとしてしまったのです。
変えようとした瞬間、その人を否定したのと同じです。
月一回は職場を離れてスタッフの話をじっくり聴いてみてあげてください。
誰にも言えず悩んでいるスタッフがいるかもしれません。
何も言えず、
モヤモヤして、不安になって、それが愚痴となり、諦めとなり退職
などのような結末にならないためにも是非行ってみてはいかがでしょうか?
最後までご高覧頂きありがとうございました。
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人材開発部 藤田一城
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