皆さんこんにちは!
株式会社givers 人材開発部 藤田です。
コートが欠かせない気温になってきましたね。
しっかり加湿して健康管理に気をつけたいと思います。
さて、今回のテーマは
「新入社員が成長する行動基準」
です。
私は新入社員によくこのように伝えます。
「皆さんは職場を自分のホームにするように努めてください」
キョトンとする人も少なくないですが、私が言いたい事とはこうです!
皆さん部活などで遠征とかに行ったことありますか?
私は野球部でよく遠征に他校のグラウンドで試合をしたりすることがありました。
他校のグラウンド=アウェイ
ですよね?
場所は関係ないにしろ、やりにくいですよね・・・
ホームグラウンドのように応援もされません。
そこで何が言いたいかというと、
新入社員の方々には自ら「ホーム」にして、先輩・上司から応援されるような人材になってほしいという思いからこのように伝えています。
応援されないって嫌ですよね?ってことです。
先輩の皆さんもどうせなら応援したい!成長してもらいたい!と思って指導したいですよね?
新入社員も放っておかれるよりは色々知識や技術、業務を教えてもらいたいと思っているはずです。
なのであれば、
最初から、応援したい、成長してもらいたい、と思われる人になるための行動基準を決めてみてはどうでしょうか?
例えば
挨拶をする
しっかり返事をする
メモを取る
掃除する
時間を守る
などの当たり前な事を「自ら先にしよう!」ということを教えてあげましょう。
そうすれば、徐々にアウェイからホームに変わり
居場所ができ、スタッフからも愛され、期待されるようになるはずです。
そして、先輩・上司はしっかり、目を配って、その行動に対して「ありがとう」と伝えてください。
ありがとうの数が多ければ多いほど「自己有用感」は増します。
「私は認められている」「私は承認されている」と感じ、
もっと成長したい!と思うはずです。
「いつも率先して掃除してくれてありがとう!」
「いつもメモしっかりとってくれてありがとう!」
「いい返事だねー!最高だね!」
こんな些細な「ありがとう」だけでも新入社員はほんとに嬉しいものです。
私が未だ(7年前とか)に覚えていることなのですが、
入社当時、何していいか分からなかった私はスリッパに目がいき、とりあえず消毒して拭いていました。
その時それを見ていた院長が「おー!藤田君ありがとう!さすが!」と言ってくださりほんとに嬉しかった記憶があります。
こんな一言のありがとうですが、何年経っても覚えています。
自分を見ていてくれて、褒めてくれた。
新入社員にとったらかけがえのない経験であり、喜びです。
なので!!
些細な「ありがとう」を言ってもらえるような行動基準を教えてあげるのも
一つの指導であり、教育につながるのではないでしょうか?
仕事が楽しいか楽しくないかは最終的に、
「ありがとう」の数
なのではないかとも個人的には思います。
最後までご高覧ありがとうございました。
株式会社givers
人材開発部 藤田一城
TEL:090-7203‐4686
Mail:cocoro.fujita@gmail.com